赤坂にある「豊川稲荷東京別院」。
芸能人も多く通うこの寺院では、金運アップの効果がある融通金をいただくことができます。
今回は融通金をもらって一年が経ったので、豊川稲荷東京別院まで返納しに行ってきました。
この記事では、
- 融通金の効果
- 返納の仕方
を紹介します。
赤坂「豊川稲荷東京別院」の場所
名前 | 豊川稲荷東京別院 |
住所 | 東京都港区元赤坂1丁目4−7 |
アクセス | 赤坂見附駅から徒歩5分 |
御本尊 | 豊川吒枳尼真天 |
豊川稲荷東京別院の最寄駅は赤坂見附駅、住所でいうと元赤坂にあります
ルートとしては、B出口を出て青山通りを青山一丁目方面に歩いていきます。

青山方面へは登り坂になっていて、写真の向かって右手奥に見えるのが豊川稲荷東京別院です。
青山通りに面していて、すぐ横には住友電気工業の大きな東京本社ビルがあります。
ビックカメラやエクセルホテル東急がある外堀通りとは反対側なので注意が必要。
また赤坂駅からも歩いてアクセスでき、15分ほどの距離です。
金運アップの効果があるといわれる融通金
豊川稲荷東京別院と言えば、融通金です。
もらえる場所は、境内にある豊川融通稲荷という尊天様を祀った小さなお堂。
お堂の前に黄色い袋に入った融通金が置かれていて、一人一個いただくことができます。
中身は10円玉なのですが、真心を込めてお祈りをし、財布の中にしまっておくと金運がアップするといわれています。
また、受け取った融通金は一年後に、礼金を添えて返納するのが習わし。
礼金の値段は決まっておらず、自分が受け取ったご利益に応じて、感謝の気持ちを添えてお返しするのがいいそう。
融通金の効果?大きな臨時収入があった
今年一年間、財布の中に入れ肌身離さず持ち歩いていた融通金。
お礼の気持ちとして礼金を添え、お堂の前に設置されているお返し箱の中に返納します。
気になるのが、実際に金運アップの効果があったかどうか。
振り返ってみると、給料が上がったり、大きな臨時収入があったりと金銭的にとても恵まれた一年でした。
お金に困らず無事に生活できたことは大変ありがたいこと。感謝の気持ちを込めて礼金を添え融通金を返納しました。
そして「また一年よろしくお願いします」と祈念し、新しい融通金もいただきました。
融通稲荷縁起の由来
融通金の袋の裏には、融通稲荷縁起の由来が記載されています。
御本体は豊川吒枳尼真天の左御手にお持ちになっておられる如意宝珠で一切の願いが意の如く叶うという摩訶不思議な宝珠であり、尊天様の福徳自在のお働きをお役目とされております。
「抜苦与薬」と申して苦しみを排して楽しみをもたらし其の上に諸々の融通が叶えられるところから、これを称して融通稲荷と申すのであります。
お受けになられた融通金は、後に礼金を附して奉納するならわしになっております。常に財布の中へ入れて大切に祈念してください。
一切の願いが叶うという摩訶不思議な力を持った融通稲荷。
これまで数々の人が祈念してきたのでしょう。歴史ある言い伝えです。
本堂の参拝も忘れずに

融通金が有名な豊川稲荷東京別院ですが、本堂の参拝も忘れずに。境内の中央にそびえる立派な建物が本堂です。
この日はクリスマスイブで祝日だったのですが、参拝客はちらほらいる程度。
都内の有名な寺社仏閣は混雑していることが多いですが、豊川稲荷東京別院は比較的ゆっくり参拝できます。
御本尊は豊川吒枳尼真天

豊川稲荷東京別院は、その名のとおり愛知県豊川市にある豊川稲荷の別院です。
豊川稲荷とは曹洞宗の寺院で、豊川吒枳尼真天(とよかわだきにしんてん)が御本尊。
豊川吒枳尼真天とは、仏教の神様で、白い狐に跨っていたことから豊川稲荷と呼ばれるようになりました。
お稲荷さんとして親しまれるている宇迦之御魂神(ウカノミタマ)とは違うので混同しないように。
御本尊の豊川吒枳尼真天が祀られているのは、境内にある白い建物(奥の院)になります。
また境内にはたくさんの狐像があることでも有名で、昼間でも少し不気味な雰囲気があります。
写真を載せるのは遠慮しときますので、興味がある人はぜひ見に行ってみてください。
まとめ
とうことで、実際に融通金を返納しに行ってきた体験をもとに、
- 融通金の効果
- 返納の仕方
を紹介しました。
実際に融通金の効果かどうか分かりませんが、大きな臨時収入があり、金運的にとても恵まれた一年でした。
融通金目当てでなくても、いろんなご利益のある神様が祀られているので、ぜひ一度参拝してみてください。
