今年こそ本をたくさん読もうと思うも、なかなか読めなかった2020年。
総数としては15冊ぐらい、数としては少ないが、その中から読んでよかった本を5つ紹介。
結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術
元マイクロソフトの伝説のプログラマー、中嶋聡氏の本。これからの時代を生きていくためには、自分自身の価値を高める必要がある。そのためには、アウトプットを通した信頼関係の構築が重要だと熱く説いた一冊。
中嶋さん自身ずっとブログ書いてきたのもあり、書くことが一番のアウトプットであると言っている。ハマれることを見つけて、熱量を持って書くことがいかに大切か、ブログをやってる人にもおすすめ。
「仕事ができるやつ」になる最短の道
著者の安達裕哉氏が今まで出会った経営者やビジネスパーソンからきいた、仕事のやり方や考え方をまとめた一冊。
幅広い人の仕事論をエピソード的に紹介していて、興味深く読むことができる。若手社員だけでなく、仕事に行き詰まっているマネージャーや管理職の人にも気づきを与える一冊。
ブチ抜く力
ネオヒルズ族として、一世を風靡した与沢翼氏の本。秒速で1億円稼ぐ男から、自己破産、海外移住、そして4年で純資産70億まで。
ドン底からいかに立ち直り、どのように最速で結果を出してきたか、その強烈なマインドを学ぶことができる一冊。世間のイメージとは裏腹に成功のために全てを犠牲にするストイックさは、読むだけでモチベーションが爆上がり。
生半可な覚悟は捨て、これ以上やりたくないと思えるまでやり抜く、それが 唯一絶対の成功法則だと教えてくれる。
大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。
OWNDAYS(オンデーズ)の社長、田中氏の本。世の中にあふれるウソについて、鋭い切り口で「これって違うんじゃないの?」と気づきを与えてくれる本。
幸福論のウソ、お金論のウソ、仕事論のウソ、成功論のウソ、そして人生論のウソ。情報を鵜呑みにするのではなく、常識とされていることを疑って、自分の頭で考えることの大切さを実感させてくれる一冊。
ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
習慣本の大ベストセラー。原題はアトミックハビッツ(最小習慣)。小さな習慣の積み重ねが人生に与える多大な影響について、論理的にかつ説得力をもって学べる本。
たとえば毎日1パーセントよくなれば、最初は変化が小さくて見えないが、1年間続ければ37倍の進歩につながる。大きな結果を得るためには、習慣と継続がいかに大切か、日々の生活を見直すきっかけを与えてくれる一冊。
番外編
日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」
番外編ということで、フィリピンに住んだのがきっかけで読んだ本。困窮邦人とは海外でホームレスや路上生活をしている貧しい日本人のことで、困窮邦人の数はフィリピンが最多。
若いフィリピーナにお金をつぎ込んで無一文というパターンが大半で、本書を読むまでフィリピンに日本人のホームレスがいるとは夢にも思わなかった。自分の知らない世界を覗き込むような、読むと視野が広がる。