都内の会社で映像デザイナーとして働いていた頃、一番重要だと感じたのが仕事のスピードです。
目次
映像デザイナーにとってスピードは命
映像の仕事は時間がかかります。普通に作業しているだけでは終わらないうえ、納期がタイト。
「今日中にこれやっといて」というのは日常茶飯事で、スピード勝負です。
もちろんクオリティも求められます。しかし、100%のものを1週間かけて作るより、80%を3日で作れる方が重要。
時間をかければある程度のものは作れます。プロとして生き残っていくためには、スピードが大切です。
センスのなさはスピードでカバーできる
センスがないからといって映像デザイナーを諦める必要はありません。センスのなさはスピードでカバーできます。
ベテランと新人でセンスに差があるわけではなく、一番の差は経験とそれに伴う作業スピード。
「センスがないからデザイナーに向いてない」と悩む必要はなく、スピードを意識して仕事をするだけで変わります。
仕事が早いゆえに、上司の信頼を勝ち取る人を何人も見てきました。
完璧主義を捨てる
完璧主義はデザイナーにとって敵。僕も完璧主義ゆえに苦労することが多々ありました。
自分が納得するまで上司やクライアントにチェックに出さないというのは最悪で、方向性が間違っていれば時間のロス。
頻繁に上司や周りのフィードバックをもらうのが大切、最初から100%のものを目指す必要はありません。
スピード重視で作業して、早めにチェックして、軌道修正していくのが効率の良い仕事のやり方です。
まとめ
まとめると、映像デザイナーにとって、
- スピードが命
- センスのなさはスピードでカバーできる
- 完璧主義を捨てる
100%のものを1週間かけて作るより、80%のものを3日で作る意識が大切。
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