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ライカQを売りました。後悔はなし?

ライカQを売りました。

今年の2月に購入して以来、かたときも離さず持ち歩いていましたが、いろいろ考えた末に売却しました。

17万円で。

あれだけライカQを絶賛した記事を書いておきながら、何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、金銭的な理由が絡んでいます。

簡潔に言うと、現金が欲しかったんです。

後悔はちょっとした

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売るときに躊躇しなかったわけではありません。

すでに1か月近く経ち、今セブ島に滞在していますが、ライカQがあればと思ったことは何度もあります。

でも、留学費用を捻出するために現金が必要だった。

ただそれだけのために売ったんですが、ライカQの機能に不満があったわけではなく、最高のカメラだったと思っています。

実際には買取上限額の23万円には遠く及びませんでしたが、それくらい使い込んだカメラでもありました。

中古37万円で購入した以上の価値は十分にあったのは間違いありません。

自分のために撮る

ここからは完全に自分語りです。申し訳ありません。

半年間トロントに滞在したのもありました。

「もう二度と同じ瞬間は訪れない」という謎の強迫観念にとり憑かれ、行く先々でシャッターを切りまくりました。

当初は最低でも1年は滞在する予定でしたが、それができないとわかると、突然目の前の日常がいとおしく思え、目の前にあるものはなんでも撮りました。

観光地でもないごく普通の場所や、フードコートで食べたご飯、借りていたシェアハウスの部屋や、よくわからない路地裏の風景まで。

それこそ最初の頃は「SNSでいいねがつくような写真が撮りたい」と漠然と思っていましたが、最後の方は自分のために撮っていました。

「残りの人生、もうトロントに来ることもないかもしれない」と思うと撮らずにはいられなかったし、一種の寂しさの表れだったんだと思います。

帰国する直前にはニューヨークにも行き、そこでも「次はないかもしれない」という衝動に突き動かされ撮りまくりました。

そして、日本に帰ってきたら嘘のように写真に対する情熱が冷め、それがライカQを手放したもう一つの理由でもあります。

残った1万7千枚の写真

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この半年間、ひたすら写真を撮り続け、1万7千枚の写真だけが残りました。

撮る人はもっと撮るかもしれませんが、自分にとっては今までにないほど写真を撮った期間でした。

一貫したテーマもなく作品と呼べるようなものでもありませんが、後悔はしていません。

大量の写真を見返すと、あのときの体験が鮮明に蘇ってきて、前向きに生きる勇気をくれる。

アホらしいかもしれませんが、自分のために写真を撮るのが一番じゃあないかなと思った、そんな今日。

 

最後に、やはり誰かに見てもらいたいという煩悩は消しきれないので、ニューヨークで撮った写真を下記に載せておきます。

興味がある人だけどうぞ。

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