フィリピンは貧富の差が激しいことで有名ですが、実際どんな感じなのかというのを写真で紹介します。
一目でわかるフィリピンの貧富の差
BGCという高級エリアのコンドミニアムから撮影した一枚。眼下にバラックのような家々が広がっているのがわかるでしょうか。
いまにも崩れ落ちそうな屋根に、ボロボロの壁。日本人の感覚からすると、人が住めるとは思えないような家が密集。
真下を見るとこんな感じで、手前にあるのがコンドミニアムの貯水タンク。コンクリートの壁一枚隔てて、富裕層が住むコンドミニアムと、貧困層が住むエリアが隣接。
密集するボロボロのトタン屋根。雨が降ったら一体どうなるのか。正直僕はここに住める自信がありません。
反対側を見ると、手前にあるのが貧困層が住むバラック。その奥に見えるのが、グランドハイアットマニラとメトロバンクが入る高層ビル。
フィリピン屈指の高級ホテルのすぐ裏に、スラムが広がっているという事実。はじめて見たときは言葉を失いました。
廃墟のような建物があって、その奥に見える高層ビル群がオルティガスセンターというフィリピンのビジネス街。
奥に見えるのが別のコンドミニアム。貧困層と富裕層が住むエリアが紙一重で接していて、ここまで住む環境が違うと、なんて言っていいのかわからない。
奥に見えるのは、マカティというフィリピンのウォール街、ビジネスセンター。高層ビル群との対比が強烈。
正直言って、電気とか水道はどうなってるのか。ネットはつながるのか。壮絶としか言いようがありません。
本当に壁ひとつ隔てただけで、この違い。現地の人はこの現実をどう受け止めているのか。
貧しい以外の言葉が見つからない。住む世界が違うとはこういうことかと身をもって知る。
綺麗に整備された緑地の裏、フェンスを隔てて広がるバラック。
写真に収まりきらないぐらいの高層ビルに囲まれている貧困層のエリア。
自分はいかに恵まれているのかを知る
僕はこの見晴らしのいい景色が好きで、リフレッシュするためによく訪れます。
そのたびに、「自分はいかに恵まれているのか」を感じます。目の前に広がる強烈な格差を前にすれば、小さい悩みなんて吹き飛びますよ。本当に。
この事実を身をもって知ることができただけで、フィリピンに来た意味があったと感じますし、日本の社会で悩んでいる人も、フィリピンに来たら「自分の悩みがいかに些細なことか」気づきます。
