国境を越えたスクラム。ダイバーシティは感動をもたらす

カナダ最大の都市トロントは、世界に類をみない多民族都市として知られている。

人口の半分以上をカナダ国外で生まれた人が占め、200以上の民族が暮らし、140近くの言語が話されている。

世界中から集まったさまざまな人たちが、お互いの文化や伝統を尊重し合い、多民族主義に基づいた街を形成している。

トルドー首相は言った。

「ダイバーシティは弱みではなく、カナダの強みだ。」

ラグビー日本代表の躍進

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ラグビーワールドカップで日本代表が歴史をつくった。

予選プールを4連勝で首位通過、準々決勝で南アフリカに敗れたものの、初のベスト8に輝いた。

しかもチームメンバー31人のうち半数は外国人という多民族なチームだ。

生まれも見た目も違う外国人選手の数の多さに、違和感を覚えた人もいるだろう。

しかし、さまざまな人種的背景をもつ選手たちが「ワンチーム」となり日本代表として戦う姿は、多くの人の心をうった。

チームは人種という枠を越えて一つになり、ダイバーシティを強みにかえ、日本中にこれまでにない感動をもたらした。

試合後、トンプソン選手の「感謝しかない」という言葉には涙がこぼれた。

いずれ、日本もトロントのような多民族都市になるときがくるかもしれない。

ラグビー日本代表は、これからの日本社会のあるべき姿を提示している。

 

さまざまな文化を許容するトロントで暮らした経験は、価値観や視野を広げてくれた。

ラグビー日本代表で活躍する外国人選手たちの活躍を素直に喜べる自分がいた。

母国の代表の座を捨て、あえて日本代表を選んだ彼らの苦労を思うと応援せずにはいられなかった。

国境を越えたスクラムの裏には、選手たちの様々なドラマがつまっている。

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