最近フィリピンのコーヒーにハマっていて、休日に足を運んだローカルカフェ。
そこで初めて飲んだのが、サガダ(Sagada)コーヒー。
ルソン島北部の山岳地帯で生産されている、フィリピンを代表するスペシャリティコーヒーです。
この記事では、マニラのBlue Wonder Coffee & Bean Roasteryに行った様子とともに紹介します。
スペシャリティコーヒー サガダを飲みに行く
Blue Wonder Coffee & Bean Roastery

やってきたのは、マニラのパッシグ市にあるBlue Wonder Coffee & Bean Roastery。スペシャリティコーヒーを扱うサードウェーブ系のカフェで、創業者はSoo Yee Changという韓国人バリスタ。
COOKOというバリスタアカデミーも運営していて、カルティマールとオルティガスセンターにも店舗があります。

店内に一歩足を踏み入れると、コーヒーの芳ばしい香りに包まれます。焙煎所が併設されていて、日本の喫茶店に似たぬくもりがあります。まさかマニラに、こんなカフェがあるとは思いませんでした。

スペシャリティコーヒーは、サガダ、マウントアポ、シダモ、イルガチェフ、ブラジル、コロンビア、ケニヤ、グアテマラの8種類。サガダとマウントアポは、フィリピン産のコーヒーです。

ルソン島北部の山岳地帯サガダで生産されているシングルオリジン。国際的な賞も受賞するほどで、品種はアラビカ種。
抽出方法は、カリタドリップ、ハリオドリップ、フレンチプレス、エアロプレスの4種類から選べます。
ビターな甘みと深みのある苦味。サガダコーヒー

フレンチプレスで抽出したサガダコーヒー。ダークチョコレートのようなビターな甘みと、深みのある苦み。華やかさもある絶妙なバランスの一杯。これで120ペソ(約260円)は、かなりリーズナブルです。
フルーティーな香りで爽やか酸味。マウントアポ

予想以上においしかったので、マウントアポ(アポ山)も注文してみました。アポ山というミンダナオ島にあるフィリピン最高峰の山でとれるコーヒー豆です。
とてもフルーティーで驚きました。苦味も控えめで、後味もスッキリ。サガダより酸味が効いていて、まろやかな口当たりで飲みやすく、エチオピアに似ています。

フィリピンに来て初めて知ったフィリピン産のスペシャリティコーヒー。こんなにレベルが高いとは思いませんでした。
古くからあるバラコというリベリカ種のコーヒーだけでなく、サガダやマウントアポなどアラビカ種も見逃せません。

フィリピンではリベリカ種の一種とされる、珍しいエクセルサ種の豆も生産されています。
