【バンクーバー】中国人だらけになったリッチモンド

カナダ第三の都市バンクーバー。その南にリッチモンドという街があります。

住民の半分以上が中国人で、街中には中国語の看板があふれ「英語が消える」と市民から苦情が出るほど。

そんな中国人だらけの街、リッチモンドに行ってきました。

目次

リッチモンドについて

リッチモンド(Richmond)は、カナダのブリティッシュコロンビア州南西部にある街です。

バンクーバーのちょうど南に位置し、メトロバンクーバーとして同じ経済圏に分類されています。

バンクーバー自体、アジアから一番近いカナダの都市で、アジア系の移民が多い街です。

1997年の香港返還の前後には、香港人の移民が殺到し「ホンクーバー」と揶揄されたこともありました。

バンクーバーとリッチモンドの間にはフレーザー川があり、バンクーバー国際空港が位置するのはリッチモンドです。

住民の半分以上が中国人

2016年の調査によると、リッチモンドの住民の52.5%が中国人(華人)。その数104,185人。

さらに、住民の4分の3がアジア系で、北米一アジア人が多い街になっています。

ただ、中国人が増え、リッチモンドの人口も増加する一方、白人の数は減っているようです。

Chinese reach majority in Richmond

リッチモンドに集まる理由

もともと中国からの移民が多いバンクーバー近郊ですが、新しく移民してきた人たちは富裕層が多く、より住環境のいいエリアを求めました。

古くからあるバンクーバーのチャイナタウンは、ホームレスが多く治安が悪いことで有名です。

そのため、治安のいい郊外へ移っていったというわけです。

ほかには、リッチモンドが龍のかたちに似ている、名前の縁起がいいからなどと言われています。

リッチモンドに行く

バンクーバーのダウンタウンからスカイトレインに乗って25分。

終点のリッチモンド・ブリッグハウス駅にやってきました。

お目当は巨大ショッピングモール「CFリッチモンド・センター」です。

「CFリッチモンド・センター」

駅を出て目の前にあるのがCFリッチモンド・センター(CF Richmond Centre)です。

広大な敷地がひろがっていて、どこまでがモールなのかわからないぐらいです。

建物内はとても綺麗で、カナダにあるほかのCFモールと変わりません。

ただ、買い物をしている人は中国人をはじめとしたアジア系の人ばかり。

一応カナダですが、日本のショッピングモールと言われてもわかりません。

日本に帰ってきたような謎の安心感があります。

バンクーバーでホームシックになったら、リッチモンドに行けばいいでしょう。

こちrはチャイニーズスタイルのベーカリー。

名前が日本のサンジェルマンとたまたま同じです。

中国人の方が多いことをのぞいては、普通に綺麗なモールです。

おしゃれなショップもたくさんあるので買い物に最適です。

次はアバディーン駅(Aberdeen)に向かいます。

アバディーンセンター(Aberdeen Centre)

駅前に、アバディーンセンター(Aberdeen Centre)という巨大なショッピングモールがあります。

CFリッチモンド・センターはカナダ企業ですが、アバディーンセンターは中国人による中国人のためのモールです。

案内図を見ると、全て英語と中国語で表記されています。

もともと、香港出身のビジネスマン、トーマス・フォン(Thomas Fung)によって設立されました。

バンクーバーに拠点をおくフェアチャイルドグループのCEOで、父親は香港金融系大手の創業者の一人。

中国系のお店が多く、中国人のお客さんが多いのは当然なんですが、人気の店の一つにダイソーがあります。

さすがに100円ではないんですが、中国人の方に人気です。

ほかには、とんかつ新宿さぼてんもフードコートに入っています。

駅から、アバディーンスクエア(Aberdeen Square)という商業ビルとつながっています。

こちらも中国系の商業ビルで、一階には中国人向けの英語塾やベーカリーがあります。

ただお店自体すくなく、ガランとしています。

このように通路を通って、アバディーンセンターとつながっています。

中環廣場という、レストランやサロンなどが集まる一角。

ここらへんはゴールデンビレッジ(Golden Village)と呼ばれます。

リッチとかゴールデンとか、お金ばかりです。

溫哥華佛光山(Fo Guang Shan Vancouver Temple)という巨大な仏教寺院。

ホームページを見ると、全部中国語でよくわかりませんでした。

八佰伴中心(Yaohan Centre)

ゴールデンビレッジの一角にある日本のスーパー、ヤオハン。

かつて静岡に本拠地があったスーパーマーケットで、そのリッチモンド支店がこちら。

中国的にいうと、八佰伴中心(Yaohan Centre)。

ただ、残念ながらヤオハン自体は1997年に倒産しています。

その後は台湾の企業が経営を引き継いでいました(その台湾企業もカナダのロブロウ社の傘下に)。

なので、中身は完全に中国のショッピングセンターになっています。

店名もちゃんと中国語表記ですね。

2階建ての小さなモールですが、どれも中国のお店ばかり。

先ほどの巨大モールと違い、生活感あふれるディープな雰囲気です。

中国系の旅行会社も入っています。

遠く離れたカナダにこんな場所を作ってしまう、中国人はすごいと思います。

ちなみに2019年で、ヤオハンは26周年をむかえるそうです。

この商業ビルのメインテナントが、1階にあるスーパー。

その名も、大阪超怒級市場。

お店自体は完全に中国系のスーパーマーケットですが、日本の食品なども売っています。

1階にはフードコートもあって、もちろんほとんどが中華料理。

しかも、チェーン店というより、個人で営業しているような小さなお店ばかり。

金飯碗東江美食(Golden Rice Bowl)というお店に。

好きなおかずを2、3品チョイスするという、フードコートの定番スタイルです。

これで、8ドルぐらいだったと思います。

ちなみに、クレジットカードは使えませんでした。

お客さんも店員も中国人の方がほとんどですが、英語はちゃんと通じます。

駅前に立っている看板は、ほとんど中国語ですね。

苦情が出るのも無理ないかもしれません。

リッチモンドは郊外なので、ロードサイド型のお店が多いんですが、過半数は中華。

まとめ

今回歩いたのは駅前の一部ですが、確かにリッチモンドは中国のお店や中国人ばかりでした。

なかでも、八佰伴中心(Yaohan Centre)はローカル感満載で、中国人のためのスーパーという感じでした。

そういう意味では、あまりカナダにいる気がしませんでしたが、異国の地でたくましく生きる中国人には感服します。

この記事を書いた人

1990年生まれ | 編プロ→ポスプロ→VFXデザイナー→カナダワーホリ→セブ島IT留学→マニラ現地採用 | TOEIC875 | フィリピン生活・英語学習・日々の暮らしについて書いています。

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