赤線・貧困・アート。マカティのカオスなポブラシオンを歩く

歓楽街として有名なブルゴス通り(P Burgos St)があるマカティのネイバーフッド「ポブラシオン」。

バーやホテルをはじめ、ライブハウスやアートギャラリーなども集まる活気あふれる場所。

一方で、一歩路地裏に入ると貧しい街並みが広がっているカオスなエリアでもあります。

ブルゴス通りを中心にポブラシオンを散策してきたので街並みを紹介します。

目次

赤線・貧困・アート。マカティのカオスなポブラシオンを歩く

タクシーに乗ってやってきたのはブルゴス通り(P Burgos St)の路地裏。ブルゴス通りはマニラ屈指の歓楽街で、ホテルやバーが集まるいかがわしい場所。

ナイトライフを求めて海外からの観光客も集まるエリアですが、昼間でも胡散臭い雰囲気が漂っていて治安がいいとは決して言えません。

おしゃれなカフェやバーが集まる若者向けの場所としても紹介されますが、現実はこんな感じでボロい家が立ち並びます。初めて来たときは昼間だったにも関わらず、思わず身構えてしまったのを思い出します。

そしてこちらがブルゴス通り(P Burgos St)。バーやレストランが入っているランドマーク的な建物で、けばけばしい雰囲気が漂っています。昼間でもこの胡散臭さで、夜になるとネオンがついて一層雰囲気が増します。

ロックダウンの影響でほとんど人は歩いておらず、「マッサージ?」と声をかけてくる立ちんぼの女性がたむろしています。一見すると美人な女性もいて思わず気を引かれますが、何が起こるかわからないので関わらないのが正解。

通りにはゴーゴーバー(フィリピンの風俗)やホテルが立ち並び、物乞が急に飛び出してきたりと昼間でも油断できません。ナイトライフを求めて観光客が集まる場所ですが、ロックダウンの影響で治安は悪化していると思います。

ブルゴス通り(P Burgos St)にあるメキシカンレストラン。フィリピン人女性と食事をする外国人が目立ちます。

こちらはHollywoodというゴーゴーバー。昼間はガランとしています。

ラウンジ・ナイトクラブ。夜になると人でごった返すブルゴス通りですが、ロックダウンの影響でさびれています。

ブルゴス通りの入り口、マカティ・アベニューとの交差点。右手の黄色い建物はMama Nouraというスポーツバー。

アラビア語の看板と相まって怪しげな雰囲気が出ていますが、普通のバーのようです。

ブルゴス通りから一歩入った路地裏。昼間は明るいので大丈夫ですが、夜は注意したほうがいいでしょう。

マカティ・アベニュー。この通りを南に行くとマカティのビジネス街があります。距離にすると1kmぐらい。

交通量が激しく、通りには韓国料理レストランなどが入っています。1階にはインド系のスーパーもありますね。

ジュピター・ストリート

マカティ・アベニューとジュピター・ストリートの交差点。この先にはストラムズという20年以上の歴史を誇るライブハウスがあり、マカティのビジネスマンで賑わうそうですがロックダウンで営業停止中。

ジュピター・ストリートにあるDong Won Gardenという韓国料理レストラン。奥にはKayaという韓国料理レストランもあり、韓国系が目立ちます。

向かいにはSM Cyber Oneというオフィスビルが立っています。休日ですが働いてる人が外でタバコを吸っていました。

背後にそびえるのが、Two Roxas Triangleというタワーマンション。

ジュピター・ストリートはブエンディア・アベニューの脇にある小さい通りで比較的静かです。

このジュピター・ストリートからポラリス・ストリートを入ると、コミューンという有名なカフェがあります。

薄汚れた建物の黄色がいい味出してる。

カラヤアーン・アベニュー

カラヤアーン・アベニューに来ました。ジュピター・ストリートの北側にある通りで、ブルゴス通りを横断しています。この通りを東に行くと高級エリアのロックウェルがあり、雰囲気も落ち着いています。

通りにはギャラリーのような建物が立っていてすこし洒落ています。

ただ、どこも人がおらず廃墟みたいで場末感が漂っています。

おしゃれなバーやレストランもあるのですが、ロックダウンの影響で閉まっている店ばかり。

一方で営業している店では白人のお客さんが目立ちます。しかも、ほとんどが中年男性で、フィリピンで老後を過ごしているような人たち。それが目当てか、若いフィリピン人女性も集まっています。

通りの向こうがブルゴス通りのあるエリアで、こっちの方が健全で安全な雰囲気です。

一歩路地を入ると静かな住宅街が広がっています。

サリサリストアなどもあって庶民的なエリアです。

この先がロックウェルという高級住宅街です。今回は行きませんでしたが、別の記事で紹介したいと思います。

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カラヤアーン・アベニューをマカティ・アベニューの方に戻ります。それにしても韓国料理レストランが多い。

聖ピーター・アンド・ポール・パリッシュ

カラヤアーン・アベニューとマカティ・アベニューの交差点。アイムホテルとシティガーデングランドホテルが立っていて交通量も多い。この先を真っ直ぐ行くと、センチュリーシティモールという小さめのモールがあります。

今回はマカティ・アベニューを北に進んで路地裏に入ります。Pob Stacionというフードパークがありましたが、よさそうな店はなかったので素通り。

その先で教会を発見。小さな路地なのに人通りが多い理由がわかりました。ちょうど目の前がブルゴス通りで、ぐるっと回ってきたことになります。

路地裏にある教会にしては立派で歴史を感じます。名前は聖ピーター・アンド・ポール・パリッシュ。

横には小さい路地があり、露天で野菜を売っています。ローカルな雰囲気でアウェー感があり、このまま進んでもいいか一瞬躊躇しました。スラムとはいきませんが、結構貧しい雰囲気で油断できない空気があります。

路地を入ってみるとレトロな洋風の建物を発見。教会付属の学校でしょうか。

周りにはこんな感じの家があります。

隣には駐車場があり、台座にはイエス・キリストの像。

テントもあって、これからミサが始まるのか何人か椅子に座って待っています。

結構雰囲気があって、いつぐらいに建てられたのか歴史のありそうな教会です。

ブルゴス通りをそのまま行くと、マカティ・アベニューにぶつかります。

最初に歩いたのがブルゴス通りの南側で、教会があるのは北側です。カラヤアーン・アベニューを境に南側半分は歓楽街、北側半分は庶民が集まるローカルエリアとなっています。

帰りに北側半分も歩いたのですが、結構ローカル感強く貧しい雰囲気で部外者が気軽に写真を撮れる空気じゃなく。道も暗いので一人で歩くのはちょっと怖い場所です。

ということで今日のポブラシオン散策はここまで。立ちんぼが集まるブルゴス通りから、落ち着いた雰囲気のカラヤアーン・アベニュー、そして教会周辺の貧困地域まで。一言で言うとカオスな場所で歩くだけでも楽しいです。

帰りにマカティ・アベニューにある蘭州拉麺店で休憩。カレー風味のスープが絶妙で思わず飲み干しそうになりました。

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