フィリピン第二のビジネス街オルティガスセンターを歩く

マカティに次ぐ、フィリピン第二のビジネス街オルティガスセンター。

フィリピン屈指の中心業務地区(CBD)として、ジョリビーやサンミゲル、アジア開発銀行など名だたる企業が本社を構える。

100ヘクタール(東京ディズニーランドとシーを合わせた広さ)もの広大な敷地には、5つのショッピングモールが集まり、商業エリアとしても随一の規模。

フィリピン経済の発展を象徴するようなエリアですが、意外と知らない人も多いと思いますし、僕もマニラに来るまで知りませんでした。

ということで今回初めてオルティガスセンターに行ってきたので、街並みをなどを紹介します。

マニラ第二のビジネス街オルティガスセンターを歩く

GRABに乗ってオルティガスセンターへ。

オルティガスセンターがあるのは、パッシグ・ケソン・マンダルーヨンの3市が交差するエリア。マニラ首都圏を南北に分断するパッシグ川を越えた先にあります。フィリピン一のビジネス街マカティからは7kmほど離れた場所。慢性的な渋滞で名高いエドサ通りを北に進んでいきます。

到着場所に指定したのは、エドサ・シャングリ・ラ・マニラ。ちょうどオルティガスセンターの西端に当たる場所で、マニラでも有名な5つ星ホテル。タクシーから降りると空港の送迎ターミナルみたいな雰囲気でびっくりしました。

幹線道路のエドサ通り沿いにあるホテルですが、敷地内は静かで落ち着いています。

両側の建物はシャングリ・ラ・プラザというショッピングモールで、フィリピン屈指の高級モールです。

エドサ通りの向こうには、starmallという庶民的なショッピングモールが見えます。

すぐ横にはショー・ブールバード (Shaw Boulevard)というMRTの駅。シャングリ・ラ・プラザと直結しています。

入れ代わり立ち代わりで、次々と車が入ってきます。

1階部分にはGUCCIが入っていていかにも高級モールという感じ。

敷地内には出店が集まるエリアもありますが、ロックダウンの影響で閉店していました。

WINE STORYというワインショップ。

通路沿いにはテラス付きのレストランが並んでいて雰囲気のいいエリアです。

スパニッシュビストロもあります。

シャングリ・ラ・プラザの入り口。モールですがホテルのようなエントランス。帰り際に入ったので、中の様子は最後に紹介します。

重厚感のあるビルです。

モールの上には地上64階建てのワン・シャングリ・ラ・プレイスがあります。高級ホテル並みのロビーや共用施設を兼ね備えた高級タワーマンションでラグジュアリーな暮らしを体験できるとのこと。

その横にあるのが5つ星ホテルのエドサ・シャングリ・ラ・マニラ。周囲のビルに圧倒されて気づきませんでした。

向かいにあるのは、Oceanblue Manila Condotel。コンドテル(Condotel)というコンドミニアムとホテルを掛け合わせた建物で、部屋を使用しない期間はホテルの一室として貸し出せるという仕組み。初めて知りました。

突き当たりにはLourdes School of Mandaluyongというカトリック系の学校。こんな場所に学校があるとは予想外。

ここら辺はオルティガスセンターの南端で比較的静か。奥に高層ビルが見えます。

閑静なエリアにある私立の学校です。

周囲の歩道も整備されていて綺麗。

ですが、そんな場所でもホームレスが何人か物乞いしていました。

交差点付近で奇妙な建物を発見。

なにかと思ったら、Bank of Commerceというサンミゲルの関連会社のビル。

サンミゲルはフィリピン最大のビールメーカーで、この裏に本社ビルが建っています。

4階部分までピラミッド状になっていて、あとから上にオフィスビルを乗せたような感じの建物。

さらに高層ビルが見えてきました。左2つのタワーは、BSA TWIN TOWERS HOTELという高層ホテル。その右隣がBDO Corporate Center Artigasで、一番手前がThe Podium West Tower。高さはそれぞれ221m、210m、210mとなっています。

特にBSA TWIN TOWERS HOTELは白い外観もあって、遠くからでもかなり目立ちます。

そして右手にはある緑が生い茂ったエリアが、サンミゲル本社の敷地。

外からだと見えにくいですが、奥に本社ビルがあり、コンクリート打ちっぱなしのブルータリズム建築が有名です。ブルータリズムは1950年代に現れた建築様式で、冷酷で荒々しい無骨さが特長。このバス停もブルータリズムでしょう。

サンミゲルの敷地の向かいにあるのが、有名なSMメガモール。なんと世界で4番目に大きいショッピングモールです。

エドサ通り沿い約1kmに渡って建物が続いていて、僕が立っているはちょうど中間地点。売り場面積は474,000㎡で、東京ドーム10個分の広さ。

とにかく巨大なモールでカメラで全貌を捉えるのは不可能。この高架を境に北側Aブロックと南側Bブロックに分かれます。

右手が南側Bブロックで、ちょうど歩きてきた通りです。

SMメガモールに入ると回りきれなくなるので、今度は東側オルティガスセンターの中心の方へ向かいます。

古臭い感じの建物。

と思ったら、おしゃれなカフェを発見。

反対側には高級感のあるスターバックス。

雰囲気が違うなと思ったら、The Podiumという高級モール。この辺はショピングモールが密集しています。

見上げるとThe Podium West Towerがそそり立っています。2019年に完成したビルで、真下から見ると存在感がすごい。全面ガラス張りで曲線が特長的な外観。

高さは210mなので超高層というわけではありませんが、スケール感があって人が小さく見えます。

高級ショッピングモールに最新の高層タワー。ここがオルティガスセンターの中心と言っても過言ではないでしょう。

このタワーの地上5階部分までがThe Podiumというモールで、UNIQLOとかが入っています。

左側がThe Podium West Towerで、右側がBDO Corporate Center Artigas。どっちも高さは210m。真下から見ると迫力がすごい。

周囲の建物と比べても圧倒的に洗練されています。

向かいにはEl Pueblo Real de Manilaという廃れたショッピングエリアがあってコントラストがすごい。、新しいビルと古い建物が共存している独特の雰囲気です。

建設中のビルもあってまだまだ発展してくのでしょうが、マカティやBGCに比べると垢抜けない感があるのは否めません。

レトロな感じの古いビルも多い。

こちらはADBアベニュー。アジア開発銀行(ABD)の本社がある通りです。

歩いているときは気づきませんでしたが、向かいがアジア開発銀行(ABD)の建物。正門はこの先にあるようです。

大通りから外れてちょっと路地裏に入ってみます。この日は歩いている人が本当に少なくて、オフィス街とはいえちょっと寂しい。

さっきまでマンダルーヨンにいましたが、パッシグに入りました。

突き当たりで小さい公園を発見。

ビジネス街のど真ん中にあります。

オルティガスパークといって、園内にはオルティガスセンター開拓の記念碑があります。Haciendaとはスペイン語で農場のことで、昔はHacienda de Mandaloyongと呼ばれていました。

この広大な敷地を開発したのがFrancisco Ortigasをはじめとする人たちで、オルティガスセンターは所有者の名前に由来します。

小さな公園ですが、本当に全然人がいない。

マカティやBGCの公園は休日になると人でごった返しますが、オルティガスセンターは住民が少ないのかガラガラ。

公園を出るとエメラルド・アベニューに出ます。ここもメイン通りの一つ。

高層ビルが立ち並ぶ通りですが、ヤシの木があってすこしリゾートっぽさもあります。

これもブルータリズムでしょうか、無骨な造りの建物です。

フィリピンで大人気のINASALを発見。

JOLLIBEE PLAZAというジョリビーの本社ビルでした。

突き当たりに壁のようなビルが立っています。

路地裏には韓国系のスーパーなどが入っています。

オフィスで働いている人が買い出しに来ています。

路地裏で、Greenhills Christian Fellowshipという教会を発見。

周囲を高層ビルに囲まれ教会です。

Cyberscape Alphaというオフィスビル。狭い通りですがビルが密集しています。

窮屈で息苦しさすら感じる場所ですが、路上では野菜や果物を売っていて庶民的な雰囲気が漂っています。

路地を抜けてオルティガス・アベニューに出てきました。ちょうどオルティガスセンターの北端。

入り口にはCrowne Plaza Manila Galleriaという4つ星ホテルが立っています。

ちょっとオルティガス・アベニューを歩いてみることに。

左手に見えるのはRobinsons Galleria Ortigas。売り場面積216,000m2(東京ドーム4.6個分)という巨大ショッピンモールで、最初SMメガモールかと思いました。

階段を上がって2階へ。

RobinsonsはSMと並ぶフィリピンのショッピングモール大手で、ここはその旗艦店。

向かいにはSitelというマイアミに本社を置くカスタマーサービス企業が入った建物。コールセンターのアウトソーシング事業です。

大きいモールなんですが、ロックダウンの影響で人はあまりいませんでした。

フードデリバリーサービスのGrabやfoodpandaのドライバーばっかりです。

モールに入っても何もなさそうだったので、オルティガス・アベニューを戻ります。

Robinsons Galleriaのオルティガスセンター側からの入り口。ぐるっと回ってきましたがとても大きい。ただ、これでも敷地面積はSMメガモールの半分というから驚き。

今度は東側に行ってみます。

この白い壁のような建物が、フィリピン最大の電力会社メラルコの本社ビル。日本でいう東京電力ですね。

1階にカフェなどが入るコンドミニアム。そのまま南東に進んでいきます。

改修中のOrtigas Building。

ここら辺はオルティガスセンターのはずれ。場末感が漂っています。

Parc Chateau Condominiumという古めのコンドミニアム。

1、2階には韓国系のスーパーなどが入っています。

向かいにはHorizon Condominium。ちょうどオルティガスセンターの境目に立っているコンドミニアムですが、ちょっと廃れてる感があります。

突き当たりがメラルコ・アベニューで、オルティガスセンターの東側の境界。

立っているのはメラルコ・アベニューとオルティガス・アベニューの交差点。オルティガスセンターの最北東地点。路上で小学生ぐらいの男の子が止まっている車に物乞いしていたので引き返します。

遊歩道を南へ。

向かい側にはメトロウォークというバーやレストラン、KTVが集まるエリアがあります。ロックダウンの影響かひっそりしていて、歩いているときは気づきませんでした。

途中で西に折れて、再びオルティガスセンターの中心に向かいます。

エメラルド・アベニューに戻ってきました。遊歩道の上から撮った一枚。見晴らしのいい撮影スポットだと思いますが、そばにボロボロの服を着た物乞いの少年が座っていて複雑な気持ちになりました。

この遊歩道、The Podiumがある交差点まで続いています。

来たときとは反対側から見たサンミゲルの敷地。やっぱり緑が生い茂っていて外からでは本社ビルがよく見えません。

白いバンみたいなミニバスが走っています。

タワーマンションも建っていますが、マカティやBGCほど多くはありません。

最初に見たLourdes School of Mandaluyongに戻ってきました。

最後にシャングリ・ラ・プラザへ。入るのに会員登録する必要があって、バーコードを読み取って個人情報を入力したりとちょっと面倒。

フィリピン屈指の高級モールだけあって、館内はラグジュアリー感満載。

ホテルみたいに綺麗で、フィリピンにこんなモールがあることに感動。

フィリピン最大の無印良品の店舗もあります。

マカティにも高級モールはありますが、シャングリ・ラ・プラザが一番すごいかもしれない。

MECQ中なので基本ガラガラですが、ゆっくり散策できました。

謎のオブジェもあります。

Rustan’sというフィリピンの高級デパートも入っています。

地下1階のフードコートで休憩。カラマンシージュースで喉を潤します。

フードコートも無駄に高級感があります。入っているのは安い店ばかりですが、雰囲気だけは一流。

帰りに6階にあるMesaというフィリピン料理レストランへ。注文したのは、Palabokというフィリピンの麺料理。

ビーフンのような柔らかい麺に、とろみのあるタレがかかっています。チチャロンという豚の皮を揚げたものが入っていて、少しクセがあります。ただ、味はちゃんとしていて値段は220ペソぐらいなのでリーズナブルです。

ということで今日はここまで。実際にオルティガスセンターを歩いてみて、都会と地方が絶妙に混ざり合うエリアだなという印象です。

The Podiumやシャングリ・ラ・プラザは最先端という感じで洗練されていますが、それ以外は場末っぽい雰囲気のエリアも多く、マカティやBGCの方が都会感があります。

ただ、いくつもの巨大ショッピングモールが集まっているのは圧巻で、次回はSMメガモールにも行ってみたいと思います。

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カテゴリー: 日記