『怒らない 禅の作法』に学ぶ。怒らないための43の習慣

多くの人が、毎日ちょっとしたことで怒りを感じます。

電車で肩がぶつかってイラっとしたり、上司に文句を言われてカチッときたり。

頭ではわかっていても、うまくコントロールできないのが怒りです。

そんな怒りの感情に振り回されるとこなく、幸せに生きる方法を伝えるのが『怒らない 禅の作法』です。

目次

すぐに怒る人と心が穏やかな人の違い

まずはじめに本書では、すぐに怒る人といつも心が穏やかな人の違いを説明しています。

その違いは、普段その人がどんな心の状態にあるかです。

すぐに怒ってしまう人は、両端をピーンと張り切ったゴムのような状態です。

常にプレッシャーをかけられ、余裕がなく、ささいなことでパチンと切れてしまう。

一方、穏やかな人の心は、しなやかに伸びたり縮んだりするゴムのようで、臨機応変に対応できます。

心にしなやかさを取り戻す、それが怒りの感情から自由になるためのポイントです。

「怒らない人」になる禅の習慣43

本書のメインパートが、「怒らない人」になるための禅の習慣43です。

すぐに実践できる43の教えを、「心」「体」「生活」の3つのカテゴリーにわけて紹介しています。

どれも本当にすばらしい内容で、タイトルを読むだけでも気づきを得られます。

参考までに、リストアップしておきます。

怒らない「心」

  1. 心にかけている色眼鏡を外す
  2. 手の中に、宝があると気づく
  3. 流れに身を任せる
  4. 湧いてきた怒りは、放っておく
  5. 人は人、自分は自分と考える
  6. 自分がすべて正しいと思わない
  7. 目の前の物事に集中する
  8. 頭にきたら、一呼吸置く
  9. 「いい子でありたい」と思うのをやめる
  10. 被害者にならない
  11. 自分の人生の主人公になる
  12. 求めない
  13. 今すぐ行動に移す
  14. 焦らずに待ってみる
  15. ます自分から始める
  16. 完璧を求めない

怒らない「体」

  1. おなかから深く呼吸をする
  2. 日常の所作を美しくする
  3. 10分でも歩く時間を作る
  4. 意識して、体を動かす
  5. 思い切り大声を出す
  6. 自然の中に身を置く
  7. 野菜中心の和食を、感謝していただく
  8. ゆっくりお風呂に入る
  9. 寝る前は、静かで落ち着いた時間を過ごす

怒らない「生活」

  1. 早起きする
  2. 朝、テレビをつけない
  3. 一日のスケジュールを決める
  4. 掃除をする
  5. 本当に必要な物だけを買う
  6. 身だしなみを整える
  7. お茶を味わって飲む
  8. 風の心地よさを感じる
  9. 「一日一止」を心がける
  10. 心を込めて、料理をする
  11. 人の長所を見つける
  12. 何かひとつ、やめてみる
  13. ひとつのことをやり終えてから、次に移る
  14. 「忙しい」「疲れた」と言わない
  15. 駅の改札を出たら、考えるのを止める
  16. 靴をそろえる
  17. 月を見上げる
  18. 手をあわせて、感謝する

全部で43の教えです。物事の核心をつくようなものばかりで、読んでいてハッとさせられます。

特に、僕が深く共感したのは次の3つです。

  • 頭にきたら、一呼吸置く
  • 求めない
  • 手をあわせて、感謝する

どれも一見当たり前のことですが、詳しい説明を読むと、思わず感心してしまいます。

また、後半では「ケーススタディ怒りを消し去る禅の作法」として、具体的な状況での怒りの対処法も教えています。

「なぜかいつもイライラしてしまう」など、身近に経験する悩みに対しての解決策を学べます。

全編を通して、非常にタメになる教えが満載の本書。常に手元に置いて、何回でも読み直したい、そう思える本です。

怒らないためには、心の中にある決めつけや執着をどれだけ手放せるか。それが大切です。

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この記事を書いた人

1990年生まれ | 編プロ→ポスプロ→VFXデザイナー→カナダワーホリ→セブ島IT留学→マニラ現地採用 | TOEIC875 | フィリピン生活・英語学習・日々の暮らしについて書いています。

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