8月4日からMECQ(修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置)に逆戻りしたマニラ首都圏。
ロックダウン開始5か月、コロナ感染者数が10万人を突破し、再び規制が強化されてしまいました。
マニラはBGC(ボニファシオ・グローバルシティ)の様子を写真で紹介します。
再びMECQに戻ったBGC
再びMECQになって初の週末をむかえたBGC。フィリピン政府によると、8月4日から18日までの2週間、マニラ首都圏全域がMECQに指定されました。
フィリピンのロックダウンはECQ・MECQ・GCQ・MGCQと4段階あり、2番目に厳しいMECQですが、人は意外と出歩いています。
一応不要不急の外出は制限されていますが、犬の散歩やランニングをしている人がいたり。以前のMECQのときに比べると、そこまで深刻さは感じられません。
ただ、飲食店は再びテイクアウトのみになり営業時間も短縮。GCQでは店内飲食が可能でしたが、MECQでは許されません。
こちらはハイストリートにあるレストラン。先週まで賑わっていたのが嘘のように、テイクアウトのみになって活気がありません。
15日からは、電車やバスの公共交通機関を利用する場合は、フェイスシールドの着用が必須になりました。
日曜日のハイストリート
土曜日は出歩いている人が多かったBGCですが、日曜日は雨の影響もあってかゴーストタウン状態。
メインのショッピングストリートであるハイストリートも、日中ほとんど人が歩いていません。
やはりテイクアウトのみになると、お店も閑散としています。「BO’S COFFEE」も閉店しているように見えますが、一応営業しています。
またテイクアウトに対応していないお店は、営業停止の措置をとるしかなく。すでに5か月以上ロックダウンが続いていて、飲食店もこかなり厳しい状態だと思います。
野良猫も食べるご飯がないのか、ぐったり。
だれかがご飯をあげてるのかわかりませんが、明らかに弱っている野良猫も。動物たちもピンチです。
そしてBGCの入り口には再び白いテントの検問所が設けられ、検疫パスがないと自由に移動できません。
ショッピングモールも、検疫パスを提示しないと入れませんでした。
BGCを一歩外に出ると別世界で、一般的なフィリピン人が住むエリアが広がっています。BGCに比べると人通りや交通量は多いですが、安全とは言えません。
コロナの影響でさらに治安が悪化し、地元のフィリピン人ですら危惧する状況に。外国人である僕が、のん気に歩けるほど安全ではないのは確か。
マニラ日本人学校
この日たまたま知った、BGCにあるマニラ日本人学校。日本政府が認める在外教育施設にして、フィリピン唯一の日本人学校です。
ロックダウンの影響で休校してますが、高層ビルに囲まれた近代的な場所にあるので、安心して子供たちも通えます。
近くにはブリティッシュスクールとインターナショナルスクールもあり、フィリピン屈指の教育施設が集まるエリアでもあります。
ロックダウンの影響で、ほとんど人は歩いていませんでしたけどね。
あらためて、BGCは綺麗で安全だということを感じました。
