トロントでシェアハウスを探すときに一番気をつけたいこと

トロントでシェアハウスを探すときの注意点はいくつかある。

周辺の治安の良さや、オーナーの人柄、共用スペースの清潔さなど。

どれも重要なチェック項目でだが、その前にまず、部屋探しをする上で一番気をつけたいことがある。

それは、デポジットを支払ってはじめて家主との契約が成立するということ。

このデポジットの支払いのタイミングを甘くみていたために、タッチの差で条件のいい部屋に住むことができなかった。

デポジットを支払ってはじめて契約が成立

一般的にトロントでは、家主にデポジットを支払った時点で初めて賃貸契約が成立する。

つまり、住みたい意思を伝えて口約束しても効力がない。もちろん、家主によって特別なルールや例外があるかもしれないが、あくまで一般的にである。

そのため、内見に行くときはデポジットを持参しておかないと、あとから内見に来た人が先にデポジットを支払ったため、契約できなかったという事態になりかねない。というか、自分がそうなった。

トロントの賃貸契約におけるデポジットとは、初めの月+最後の月の家賃の合計の金額が一般的。平均的なシェアルームの家賃の$600なら、デポジットは$1,200となる。

ちなみに、バンクーバーではデポジットは家賃の半分とされていて、カナダでも地域によって違う。

デポジットはキャッシュが一般的

厄介なのが、デポジットの支払いは現金のみというオーナーが多いこと。

現地の銀行口座も持たず、仕事も見つかっていないまま、いきなりカナダドルで$1,000以上をキャッシュで用意するのは大変である。

日本から送金するにしても、クレジットカードでキャッシングするにしても、結構な手数料・利子が発生する。

しかも、日本円にして10万以上をキャッシュで持ち歩くのは、慣れない土地ではかなり抵抗がある。内見は友達と一緒に行った方がいいというのは間違いない。

ただ、ワーホリや留学でカナダに来て間もない人は、現地に親しい友人がいないのがほとんど。その場合は、最新の注意を払って内見するように。

条件のいい部屋はすぐ埋まる

その部屋は、トロントに来て初めての内見だった。

最初だということもあり、これから何軒か見にいくつもりで期待はしていなかった。なので、デポジットも持参していなかったが、結果的にここが一番条件のいい部屋で、タッチの差で契約を逃した。

内見が終わり家主にテキストで、ここに住むという意思と明日デポジットを払いに行く旨を伝えた。しかし、返ってきたテキストには、たったいま他の人がデポジットを支払った、と書かれていて絶望した。

それから十軒近く内見したが、皮肉にも最初の部屋が一番理想的だった。

ダウンタウンから東にバスで10分ぐらいの場所で、家賃は$550。部屋はリフォームしたばかりで完璧。建物自体も新しく、キッチン・バスルームなどの共用部分も清潔。シェアメイトも日本人をはじめ全員アジア人で安心できる。

周辺は静かな住宅街で治安も悪くない。オーナーとは別宅で、向かいの家に住んでいるので気を使わないですむ。しかも、お金があまりないと言うと、$520にまけてくれるというサービスっぷりだった。

まさか、一発目でこんな好条件の部屋を引くとは思ってもいなかった。それだけにかなり後悔したが、人気の部屋はすぐ決まる、理想の部屋を見つけるのは難しいことを学んだ。

内見時はデポジットを忘れずに持参しよう

トロントで部屋探しをするときは、デポジットを用意しておくのを忘れずに。

条件のいい部屋はすぐに埋まってしまうので、ちょっとでも住みたいと思ったら、迷わずその場でデポジットを払って契約を交わしたほうがいい。

いろいろと探してみてわかったが、なかなか自分の理想とする部屋は見つからない。シェアハウスなどの安い部屋は、必ずどこかで妥協する必要があって、部屋がやけに狭かったり、建物がボロボロだったり、周辺の治安が悪かったりと。

なので、少しでもいいと感じたら、その場で思い切って決めるのも大切。

お金があれば一人でダウンタウンのコンドに住めばいいが、そんな人はごく一部だろう。大多数のワーホリや留学生は、必然的に選択肢がシェアハウス・シェアルームになる。自分の直感を信じて、大胆に決めてしまうのが、トロントでの部屋探しのポイント。