マニラの本格ペルシャ料理レストラン「Hossein’s Persian Kebab」が美味すぎて泣ける

マニラ在住者なら1度は見たことがあるだろう、白いおっちゃんシェフの笑顔の看板がトレードマークのレストランと言えば「Hossein’s Persian Kebab」。

マカティとBGCに4店舗構える本格的ペルシャ料理レストランで、創業は1985年、フィリピンにおける中等料理レストランのパイオニア的存在として知られる。

分かりやすいところで言えば、ブルゴス通りの向かい、マカティ・アベニュー沿いに店舗があるので、旅行者でも見覚えがある人もいるかもしれない。

ペルシャ料理あるいはイラン料理と聞いても、マイナー過ぎてイメージできる人は少ないだろうが、味は絶品。

ということで、BGCはセレンドラの店舗に行ってきたので、美味しいペルシャ料理とは一体どんなものか、食べたものを紹介。

目次

ペルシャ料理の特徴はナチュラルな味付け。日本人の口に合う

まずペルシャ料理は広く中等料理に分類される。日本人にも馴染みがある料理で言えば、ケバブやフムスが挙げられる。

中等料理と聞くと香辛料の効いたスパイシーな料理が思い浮かぶが、ペルシャ料理は素材の味を活かしたナチュラルな味付けが特徴。つまり日本人の口に合う。

こちらがBGCのセレンドラにある店舗。場所はハイストリートの東端、レストランなどが集まるエリアで、マーケット!マーケット!とは目と鼻の先。

ただ店舗自体は2階にあり、普通に歩いているだけでは気づかない。

溢れ出すジューシーな肉汁。絶品イランのハンバーグ「クビデケバブ」

注文したのは、イランのハンバーグことクビデケバブ。グビデとはペルシャ語で叩きつけるという意味で、ミンチにした肉を串焼きにしたイランの定番料理。

肉の種類はビーフ、ラム、チキンの3種類から選べ、今回注文したのはラム(一番高い)。店の看板メニューなのだろう、メインの料理の一番上に記載されている。

単品でも注文可能だが、おすすめはサフランライスとのセット。イランはサフランの生産量世界一で、ライスとサフランの組み合わせが普通。

こちがそのクビデケバブ。まずライスがめちゃくちゃうまい。一口食べた瞬間、豊かなバスマティの香りが口にいっぱいに広がる。ほんのり効いたバターも上品で、質のいいライスを使ってるのが一口でわかる。

そして、メインのラムのケバブはめちやめちゃジューシー。ほどよい弾力があって、噛むたびに肉汁が溢れ出す。ハンバーグに似ているが、ハンバーグよりもっと肉肉しく、肉の旨味が全面に出ている。

味付けは本当にシンプルだが、くさみもなく素朴な美味しさに涙が出る。添えつけの焼きトマトもシンプルでうまい。

こちらはフムスが売り切れだったので代わりに頼んだムタマス。冷製の焼きナスのペーストでレモンやオリーブで味付けされている。新鮮かつとてもヘルシーで、ナスがメインの料理でこんなに美味しいと思ったのは初めてかもしれない。

ビーフのグビデケバブ。見た目はほぼ一緒。

こういう素材本来の味を楽しめるレストランはフィリピンではなかなかお目にかかれない。量もあるが、食べ切れなかった分はテイクアウトもできる。

香り豊かなペルシアンティー

ということで、日本人の口に合うこと間違いなしのおすすめのペルシャ料理レストラン。値段は高めだが、1度食べてみる価値あり。ペルシャ料理のイメージが変わる。

ちなみに以前紹介したポブラシオンにある「Hummus Elijah」は、イスラエル人がやっているレストランで同じ中東料理に分類される。「Hummus Elijah」は価格も抑えられていてカジュアルに楽しめる一方、「Hossein’s Persian Kebab」は高級路線で満足度も全然違う。

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ちなみに、年末の感染者の急増により5日から警戒レベル3のコミュニティ隔離措置が実施れているマニラ首都圏では、ワクチン未接種者の不要な外出が禁止され、ハイストリートもワクチン接種証明書なしでは入れないようになっている。

一応警戒レベル3は15日までの予定だが、ここ数日の感染者数の増加により病院が逼迫され、警戒レベル4に厳重化される可能性が示唆されたりと、年末から年始にかけて予断を許さない状況が続いている。

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