トロントに来て1か月、普通に生活しているだけではあまり英語を話す機会がないことに気づいた。
このままではマズイと「あいたす日本語学校」が主催しているランゲージエクスチェンジに参加してきた。
今回初めてランゲージエクスチェンジに参加してみたが、初心者には厳しいと思った。
ランゲージエクスチェンジとは
ランゲージエクスチェンジとは、お互いの言語を学びたい人同士が、それぞれの言語を教え合うこと。
たとえば、日本語を学びたい外国人に日本語を教え、代わりに英語を教えてもらう。
言語だけでなく、お互いの文化なども学ぶことができ、国際交流の機会としても利用できる。
トロントでは、JCSAが開催しているトロント大学でのランゲージエクスチェンジなどが有名。
あいたす日本語学校のランゲージエクスチェンジ

今回参加したのは「あいたす日本語学校」が主催しているランゲージエクスチェンジ。
一応、参加条件があり、
- 年齢23歳以上の日本人の方
- 時間を守れる方
上記を満たしている人なら誰でも参加可能。参加費は$5、当日現金で支払う。
参加者の英語力については初心者でも大歓迎。
日本語を学び始めたばかりの外国人が多いので、気軽に参加してくださいと書いてあった。
ランゲージエクスチェンジの流れ
こちらが今回参加したときのタイムスケジュール。
- 5:30pm 集合してグループ分け
- 5:35pm〜6:15pm 日本語会話の時間 (40分)
- 6:15pm〜6:55pm 英会話の時間(40分)
- 7:00pm 解散
最初にグループ分けをして、日本語で会話(40分)、英語で会話(40分)という内容。
参加している外国人の方は、日本語学校に通っている生徒さん。
といっても、働きながら通っている社会人が多いようで、参加年齢が23歳以上に限定されているのもおそらくそのため。
実際、同じグループになった相手の外国人は全員30代前半。1グループ5人で、日本人が2人という組み合わせだった。
初めてランゲージエクスチェンジに参加した感想

実際にランゲージエクスチェンジに参加してみて、想像以上に話せなかった。
相手からの質問にちょこっと答えて、あとはうんうんと相槌を打つのが精一杯。
途中からほとんどリスニングの勉強のようになっていて、それすら完全に聞き取れない状態。
彼らが交わす冗談が理解できず、ただ愛想笑いを浮かべたり。
口数が少ない人には向いてない
口数が少ない人には向いていないと思った。
相手は先生や講師ではないので、会話をじっくり聞いてくれるようなことは期待できない。
思ったことをどんどん話すので、なかなか言葉をはさむ隙がなかった。
これが1対1ならまだいいが、グループでは積極性がないとランゲージエクスチェンジを活用するのは難しい。
ただ、話せないにしてもネイティブ同士の会話を目の前で聞けるのはいい機会。
最後に連絡先も交換するので、気が合えば友達にもなれる。
まとめ
今回体験してみた感想から、ランゲージエクスチェンジは初心者にはハードルは高い。
自分の意見を英語で言えないと、ほとんどリスニングの勉強になってしまう。
ある程度スピーキングに自信がある人が、自分の英語力を試すつもりで参加してみるのがいいと思う。
また、ネイティブの友達を作りたいならいい機会にもなる。
ただ、英語のスピーキングを徹底的に練習したいなら、やはりオンライン英会話が一番効率がいいと感じた。

