「英語を話せるようになりたいけど、どうしたらいいかわかない」
「TOEICは300点台だけど、最短で英語を話せるようになる方法が知りたい」
そんな英語学習初心者が最初に読むべき本がこちらです。
『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』。
英語を話せるようになるための考え方、具体的な方法をわかりやすく学べます。
『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』とは

最短で英語を話せるようになるための本
『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』は、英語ができない日本人が最短で英語を話せるようになるための本です。
著者は、スティーブ・ソレイシィさんと大橋弘祐さんの二人です。
スティーブ・ソレイシィ
スティーブ・ソレイシィさんは、NHKラジオやスタディサプリで講師を務める人気英会話コーチ。
『英会話1000本ノック 入門編』など多数の人気英会話本を執筆しています。
講師として20年以上に渡り英会話を教えてきた経験があり、日本人の英語教育についてはプロ。
大橋弘祐
もう一人の著者が、作家の大橋弘祐さん。
『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』を執筆した、今人気の作家・編集者です。
TOEIC300点台の大橋さんが、スティーブさんに、英語を話せるようになる方法をインタビューするのが本書。
『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』感想
日本人は英語を難しく考えすぎている
スティーブさんによると、日本人が英語を話せない原因は、英語を難しく考えすぎているから。
大切なのは、基礎的な英語を使って、いかに自分の思いを相手に伝えられるかだと言います。
文法などの細かい違いを気にして、英語が口から出てこないのは日本人にとってあるあるですね。
本書では、話すためのすぐに使える実践的なテクニックが多数紹介されています。
たとえば、
- 「Would you?」とジェスチャーだけで、自分の言いたいことを伝える
- 「Excuse me.」と言ってから要望を話すと、格段に相手に伝わる
など。目からウロコの技を多数収録。
初心者でも使える簡単なものばかりで、思わず「なるほど〜」と感心してしまいます。
難しい表現を使わないで、いかに簡単に言いたいことを伝えるかが英語を話すためのコツ。
英語を話すには、実際に英語を話すしかない
本書で繰り返し言われているのが、英語を話せるようになるには、実際に英語を話すしかないとうこと。
そのためには、オンライン英会話を利用して、とにかく実践経験を積むのが近道だと言います。
英語を話せるようになりたい人が、TOEICの勉強をするのは遠回りだという指摘はぐさっときます。
英語はコミュニケーションの道具にすぎない
本書を読んで一番感じたのは、英語はコミュニケーションの道具にすぎないということ。
英語を話すうえで一番大切なのは、自分の思いを相手に伝えられるかどうかです。
英語はそのための手段にすぎず、細かい言い回しや文法にとらわれて話せなくなっては本末転倒。
英語を話せるようになりたい初心者は、本書でマインドセット、具体的な方法を学ぶのが最短の道です。

