寸借詐欺?双極性障害のフィリピーナに捨てられた欧米人に遭遇した話

夜8時過ぎ、BGCのブルゴスサークル付近を歩いている途中、一人の男に話しかけられた。

40代ぐらいの男性で、一見してフィリピン人かと思ったが、どうやら欧米人らしい。

歩くのは結構速いが、それと同じぐらい早歩きで、突然横から声をかけられた。

どうやらかなり焦っている様子で、何があったのか気になり、話を聞いてみること。

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双極性障害のフィリピーナに捨てられた?

その男が言うには、フィリピン人のガールフレンドに車から当然降ろされ、置いてけぼりにされた。

彼女には双極性障害があり狂ってる。携帯もお金もすべて車の中で、何も持っていない。

自分は彼女の家があるタガイタイに帰らなくてはいけない。でもお金がない。

警備員に聞いたら公共交通機関で350ペソかかる。だから、お金を恵んでくれないか。

ニューヨークから来ていて、あと1か月フィリピンに滞在する予定だ。

なるほど…。

信じていいのか迷ったが、彼の話しぶりや様子を見ていると、本当のように思えなくもない。

精神的に問題のあるフィリピン人彼女がヒステリックをおこして、突然外国人の彼を車から放り出し、自分だけタガイタイに帰った…。

見た目はアメリカ人のようで英語の訛りもない。まさか、欧米人がフィリピンで寸借詐欺をするとも思えない。

かなり焦っていて、怖いくらい必死なのが伝わってくる。350ペソと高過ぎない絶妙な値段。

ここまで話を聞いて断るのも気が悪く、むしろ断って逆上されたりするのは避けたいので、半信半疑で彼に350ペソ渡すことに。

お金を受け取り、早歩きで暗闇の中に消えていく男性。

その後ろ姿を見て、お金を渡してよかったのかわからないが、なぜか嫌な気はしない。

捨てられた彼女の家に戻ったところで、果たしてどうなるかわからないが、無事アメリカには帰ってほしい。

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