After Effectsがあればなんでもできます。
本格的な合成から、かっこいいモーショングラフィックスまで。さまざまな機能が備わっています。
でも、初心者が学ぶにはちょっと難しく、なにから手をつけていいのかわからない人も多いと思います。
僕自身、After Effectsを独学で習得し仕事をしていた経験から、初心者におすすめの本を厳選して紹介します。
目次
「Adobe After Effects トレーニングブック サンプルデータを触りながら学べるハンズオン形式の解説書」

Adobe After Effectsトレーニングブック サンプルデータを触りながら学べるハンズオン形式の解 [ 高橋篤史 ]
After Effects初心者向けとして、一番おすすめなのがこの本。知っている人は知っている定番中の定番で、これさえあれば基礎から実践まで一通りAfter Effectsを学ぶことができます。僕が勤めていた会社にもありましたね。
この本で、独学でAfter Effectsを身に付けた人も多いと思います。しかもこの解説書、電話帳並みに分厚くて圧倒的なボリューム。とても中身が充実しています。
おそらく、市販のAfter Effectsの参考書の中でも一番の分厚さ。内容も非常に実践的な作例が豊富で、これを真似すればいろんな場面で応用が効くスキルが身につきます。
どれを買えばいいかわからない初心者は、とりあえずこれを買っておけば間違いなし。決して安くはありませんが、お値段以上の価値で、何冊も解説本を買うぐらいならこれ一冊を極めるのが近道。
基礎から応用まで、After Effectsを独学で習得したい人は必読の書。
「After Effects FIRST LEVEL:ゼロからはじめる映像制作基礎テクニック」

After Effects FIRST LEVEL ゼロからはじめる映像制作基礎テクニック[本/雑誌] / 佐藤智幸/著
2018年と比較的新しく出版されたこちらの解説本。AE初心者・未経験者のための最初の一冊として、基本中の基本から学べる本です。
もともとこの本は、『After Effects NEXT LEVEL:豊富な作例で学ぶ映像制作プロテクニック』という評判の高い解説本の初心者向けとして出版されました。
もとの解説本同様、こちらも文句なしに素晴らしい内容になっています。まだ新しく出版されたばかりですが、おそらく初心者向けの定番本となるでしょう。
具体的な内容でいうと、色の3原則や映像の基礎知識などのベーシックな解説からはじまります。あくまで基本機能・知識にフォーカスしていて、順を追って確実にステップアップして学べるようになっています。
この参考書で理解できなかったら、After Effectsは向いてないと言っても過言ではない。それくらい優しく丁寧で、今まで何度も挫折してきた人に送る入門書の決定版。
まずはこの本でしっかり土台を作ってから、次のステップにつなげていくのが理想的。最終章では、デモリール映像のメイキングについても触れていて、自身のポートフォリオ制作の参考にもなります。
After Effects FIRST LEVEL:ゼロからはじめる映像制作基礎テクニック

【送料無料】 After Effects NEXT LEVEL 豊富な作例で学ぶ映像制作プロテクニック / 佐藤智幸 【本】
上で紹介した「After Effects FIRST LEVEL:ゼロからはじめる映像制作基礎テクニック」の一つ上のレベルの本です。
と言っても内容自体そこまで難しくなく、ある程度After Effectsを触ったことのある人なら、こっちからはじめても全然大丈夫。
特徴として、とにかく内容が実践的で、プロが仕事で使うようなテクニックが多数紹介されています。
著者も現役バリバリでAfter Effectsを使って仕事しているとあって説得力があります。
なかでも、グリーンバック合成に関するパートは必見。キーライトを使ったキーイングの解説は目から鱗。
CINEMA 4D Liteを使った作例も学べるので、3Dで周りと差をつけたい人にも最適。
映画、テレビ、CM制作などの仕事で本格的にAfter Effectsを使いたい人には必見の内容です。
オンラインコースで学ぶ
Udemyというオンライン学習サイトで、専門コースを購入する方法もあります。
- 映像で視覚的に学習できる
- コースなのでステップアップ式に学べる
参考書やチュートリアルにはないメリットです。
真剣に学びたいたいけど独学に不安がある人は、オンラインコースも併用すれ続けられるはず。
定期的に90%オフなどのセールもやっているので要チェック。
まとめ
After Effectsをこれからはじめるような初心者が、独学で学ぶのにおすすめの本をピックアップしました。
僕も独学でAfter Effectsを学びましたが、やっぱり学びはじめが一番大変です。
ここであきらめないで続けられるかが、After Effects習得の鍵。
After Effectsを趣味ではじめたい人から、本気で仕事で使いたい人まで、初心者の方々の参考になれば幸いです。